ダグラスファーは主にアメリカ太平洋岸北西部で自生していたため、今でも西部の数多くの住宅や工場、倉庫に残されています。長くて厚い木材を切り出すことが可能で、非常に高い強度と剛性を持っていることから、大型の建築物用の建材として非常に人気がありました。1900年代初頭の古い倉庫では、長さが12～15メートルの60cm角という巨大なサイズが見つけることも珍しくありません。色調は深みのある濃い赤色からオレンジがかった黄色そしてダークブラウンまでバラエティに富んでいます。表面には古いのこぎり跡や釘穴等が残っていて個性的です。パイン材と同様に加工性も良く、パネリングやテーブルトップの材料としておすすめです。